裁判所からの通達

05.12.11 / 注意点 / Author:

ある日、一通の手紙が来ました。
内容は「裁判所からの呼び出し状」でした。
出会い系サイトが、貴男に対して“登録料、違約金そして調査費等の支払い”を求めて裁判所に訴えたのでした。
貴男には“無料登録をした覚えはあっても、本登録をした覚えはない”ものですから、無視をして放っておきました。
ところが1か月後に、裁判所から支払い命令が届いて来ました。
貴男は、裁判で敗訴したので、サイト業者の訴え通りの金銭を払わなくてはいけないと言うのです。
どいう事かと言うと、“貴男が裁判に出席しなかった”ために、サイト側の訴えを認めたとみなされたわけです。
裁判は貴方のいないまま結審され、支払い命令にそむけば、今度は差し押さえが待っていると言う訳です。
実は、これは巧妙なサイト業者のしかけた“罠”だったのです。
彼らが悪用したのは、民事訴訟法のなかの「少額基礎」という法律でした。
これは従来のような裁判の形態で争っても、実際に回収できる金額が小額なケースに対して、起訴費用を抑え、審理を迅速に行う目的のために、設けられた制度です。
争う金額が「60万円以下」が適用されます。
審理手続きが簡単なために、業者がこれを悪用して“無料登録をした会員”にたいして、かたっぱしから上のような請求を起こすわけです。
すると、貴男のように出頭命令を無視してしまう人も出てくるわけですが、これが彼らの仕組んだ罠なのです。
裁判は貴方の不在のままに結審されて、支払い命令が貴男に届いたと言う訳なのです。
ですから、万が一このような裁判所からの出頭命令が来たときには、まず“消費生活センター”や“国民生活センター”へ相談することを強くお勧めします。
専門弁護士さん達の力を借りて、対処してください。
そのように対処さえすれば、裁判の結果は「原告請求を棄却」と結審され、貴男は支払うことなく勝訴できるのです。
くれぐれも、裁判所からの出頭命令は無視せずに、適切な対応をして欲しいものです。

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